ジオベストFAQ

土舗装って何?

安全に大量に高速に走行・歩行できるようなアスファルト・コンクリートなどの舗装に対し、「走りたくなる・歩きたくなる」「環境に優しい」といったより高いニーズに応えるため、真砂土(まさど) などの良質な土に固化材を添加して舗装体を構築する工法が土舗装です。

土舗装の特徴は何ですか?

一番は自然な土の風合いを生かした景観性の高さです。保水性の高さからヒートアイランド対策としても有効です。
さらに防草効果・泥濘化防止などの特徴もあります。

土舗装固化材の成分は?

固化材でポピュラーなのはセメント系と石灰系ですが、いずれもpH値が11以上の強アルカリとなるため環境に対する負荷が大きいというデメリットがあります。セメントや石灰を使っていないジオベストは酸化マグネシウムが主成分であり、pH値を自然の土に近い9前後の弱アルカリ性に抑えることができるため環境に対する負荷が小さいのが特徴です。

ジオベストのその他の特徴は何ですか?

一般の舗装材は良質で均質な土(真砂土など)の固化に適していますが、ジオベストはそのような土のほかにもローム土など身近にある土を固化することが可能です。つまり良質で均質な土の風合いを生かした土舗装のほか、現地の土を固化することで舗装はもちろんのこと、雑草を抑止したり、雨による泥濘化を防止したりすることができます。※現地発生土を使用する場合、事前に土質について確認してください

なぜ雑草が生えないのですか?

土舗装は一般に「強アルカリ性」と「土の表面硬度で根付かせない」等の理由で雑草を防止しますが、ジオベストはリンや窒素など土中の養分を固定化して、雑草が根から養分を取れなくすることで雑草の発育を防止しています。除草剤の散布にはどうしても抵抗感がつきまといますが、弱アルカリ性のジオベストは環境に負荷をかけずに雑草を防止できるので抵抗感がないうえに、定期的に除草する必要がなくなるのでメンテナンスが不要になり、トータルコストを低減できます。

具体的にはどんな用途に使えますか?

まず一般的な土舗装材と同様に真砂土を固めて、景観・強度・歩行性に優れた遊歩道などの舗装(例:偕楽園の園路)があります。真砂土を用いた舗装ではその他にも、その優れた景観性から住宅のアプローチ・駐車場などにも適しています。その他、道路の中央分離帯や法面、学校などの公共施設から一般家庭の敷地内などのあらゆる場所の現地の土を利用しての雑草防止が可能です。さらに、現地の土が固化に適したものであれば舗装体を構築することができます。

どんな土でも固まりますか?

日本には大きく分けると5種類の土質がありますが全て固める事ができます。でも土は粒度、含水量により性質が大きく変化しますので状態による選択が必要になってきます。強度について観ると一般にローム土などシルト分の多い土は強度が低いのですが、沖縄の赤砂など鉄分が多いと強度が上がってきます。これは結晶結合の他に鉄分と反応しているからと考えます。よって火山性の土質は相性が良いのです含水量で観ると水が多いと良く固まりません。土を締固める為に最適含水比と言うものがあり、その前後で混合、転圧を行なう事で最大の密度を上げることができ、同時に強度を上げることができる訳です。ついでにジオベストの混合性を考えると極力含水量の少ない状態がbestなので砂質系の粒径のそろった土が一番相性の良い土になります。

どのように施工するのですか?

真砂土や現地の土を用いて舗装を行う場合は、ミキサーで土・ジオベスト・水を練り混ぜてから整正した路盤に敷き均して、ローラーやプレートで転圧します。雑草防止や泥濘化防止であれば、地面を耕してルーズな状態にしてからジオベストを直接混ぜて、耕運機(人力の場合は鍬[くわ]など)でよく攪拌した後、足で踏み固めるか、板の上にのって転圧して、希釈した補強材を散布すれば完成です。足で踏み固める場合は水分を多めにして、ビニールの上から踏むとくっつかないですみます。前者は施工店に依頼する必要がありますが、後者であれば一般の方でも施工することが十分可能です。(施工面積が広い場合は、トラクタなどを用います)

ジオベストの使用量を教えてください

締め固まった土の重量を基本にします。なおジオベストは1袋20kgの袋に入っています。

例えば真砂土の場合真砂土:ジオベスト=1900kg:260kg(1立米当り)
ローム土の場合   ローム土:ジオベスト=1370kg:200kg(1立米当り)

面積が10㎡で厚さが5cm(0.05m)の場合
10×0.05=0.5m3となりますので、真砂土は0.5m3×1900kg=950kg(使用重量)
                  ジオベストは0.5m3×260kg=130kg(使用重量)
ジオベストは20kg/袋ですから、130÷20=6.5袋となります。  

上記説明ではちょっと難し過ぎると思う方は次の方法を試して下さい。

  1. バケツに使用する土を入れて、体重計で計ります。例えば30kg有ったとします。
  2. 添加量は30kgの15%ですから、30×0.15=4.5kg
  3. すなわち、バケツ1杯(30kg)の土に4.5kgのジオベストを加えます。
  4. モルタルミキサーでは約バケツ3杯(90kg)の土とジオベスト(13.5kg)を混ぜて水を加えて行きます。
  5. 水の量は、良く混ざったところへ徐々に入れて下さい。
  6. 手で握って、団子になるくらいの水量です。(少し多めでも大丈夫です)

ジオベストの大まかな使用量は2m2に1袋程度必要となります。防草では2.5m2に1袋  (あくまで参考値)

金額を教えてください

ジオベストはプレミックス(真砂土+固化材)ではなく固化材のみの商品です。
施工には、ミキサー(モルタル・1軸・生コンプラント)が必要となりますが、施工規模が大きくなるほど経済的な価格となります。

舗装厚 1㎡あたり金額 内容 規模 添加量
真砂土舗装 3~8cm 6000~6500円 材料・工事費 100m2 15wt%
現地土舗装 5cm 5000~6000円 材料・工事費 15wt%
雑草防止 5~10cm 約1,800円~ 材料費 1m2 12wt%以上

※ 現地土を使用する場合、固化適性ついて事前に土質を確認してください
※ 施工条件・規模などにより上記金額は変動いたします。詳細はお問合せください
※ 舗装で管理用軽車両が入る場合や駐車場などでは路盤厚を増やして、かつ舗装厚は5cm以上となります