Before-After

Before-Afterとは、完成時と現況を比較観察し、性能、施工方法について考察をしたものです。

現地土編(現地土舗装・防草を目的とした施工)

1.神社園路

古い神社側に通路として現地土を耕運機で改良した現場です。
現地土(ローム土)
添加量:10%
混合:耕運機   
条件:事前にバックホーで除根します。
表層の除根を行ない残土を入れて改良した園路です。
FHが周りより低くなったため土砂流出が予想されます。
施工後1年目、
防草効果があることがわかる。凍害で一部ゆるみが見られるがその後の観察ではまた固まっていた。
施工後2年目
土砂流出で舗装幅が狭くなっていた。周りより園路のFHを高くする事で園路幅を維持できるのでは無いだろうか。なお防草効果は充分残っている。

2.記念碑周りの防草

記念碑周りを耕運機を使用して防草処理施工を行ないました。
草刈りを行ない目立った大きな根っ子は人力で取る程度処理厚さは耕運機の為 40~70mm程度のバラツキがありました。
添加量:10%
混 合:耕運機
施工後2年半目
飛来した種子等の発芽が観られます。
施工後2年半目
イネ科のススキなど根の深い植物は徐根するか、処理厚さを100mm程度にする必要があります。写真右側は処理しなかった部分です。立木への影響は観られません。

3.自然公園の散策路改修

沢の谷間にある林道は大雨が降ると川の様に水みちとなる。法面の天端でもあるため法面崩壊の原因になっている。浸食防止と散策路改修の目的で現地土を改良しました。
左側フェンス下が沢となっている。高低差5m程度で散策路の崩壊もたびたび発生している。
添加量:15%
混合:傾胴ミキサー
道路から高低差50mの散策路でエンジン付傾胴ミキサーとジオベストを持込んだ。
施工後1年目
舗装表面に降雨が流れた跡が観られる。
施工後2年目
皿形側溝の側には浸食が観られるが、大きな被害では無かった。防草効果が観られる。
施工後3年目
日陰で水の溜まる箇所だが、破損は観られない。

4.歩道緑地帯

施工前
緑地帯の整備の為防草と飛散防止のためジオベストが使用されました。
現地土を利用した施工です。
添加量:10%
混合:ミキサー
施工後3年目
植樹の周りは未処理としました。道路側に土砂流出はありませんでした。防草効果も観られました。
施工後3年目
一見普通の緑地帯ですが雑草は観られません。
施工後3年目
日陰部分は苔の発生が観られます。
施工後2年目(次年度施工箇所)

次年度に施工された工区すり付け部も大きな浸食は観られません。

5.小学校校庭裏の防草処理

施工前
ほとんど使用されない校庭裏は雑草が生えている。
施工直後
添加量:12%
混合:ミキサー
現地土を鋤取り、混合後戻して仕上がり厚さ5cmで転圧しました。
植樹周りは半径1m未処理
施工後3年目
植樹周りは発芽が観られまます。部分的に発芽が観られるのは傾斜部の浸食による事が原因と思われます。

6.用水路フェンス下の法面整形と防草

施工前
管理道路と用水路の間にフェンス設置を行いました。

添加量:15%
混合:ミキサー
現地土を使用して法面整形を行ないました。
施工後6ヶ月
施工後6ヶ月
対岸は防草処理を行なっていないため、雑草が見える。
施工後3年目
法面整形には浸食が観られます。転圧が人力による土羽打であったため、転圧不足が考えられます。法面の転圧に対して施工方法の改良が必要です。

7-1.新設道路の路肩防草処理

新設道路施工の際、路肩部を山砂とジオベスト12%を施工しました。
道路脇には田畑があり、悪影響を及ぼさない事で採用されました。
山砂と言っても海岸線近くの俗に岡砂と呼ばれる単粒度の軽い砂です。
ジオベストによる防草処理を行なわなかった場所。
1年後
施工後、約1年経過していますが、雨水による崩壊は観られません。防草効果も充分観られます。
田畑への影響も観られません。
ジオベストによる防草処理を行なわなかった場所。枯れているのは除草剤散布を行なったのでしょうか。

7-2.中央分離帯の防草抑止帯舗装

現地土舗装として黒ぼく土をミキサー混合して敷き均したもの。縁石の際に根っ子が溜まっていたのが、気になるところだった。
路盤はもうけず、路床を均した程度で土舗装を厚さ5cm施工した。転圧はプレートとハンドガイドローラ
管理車輌の待機所として、路盤厚15cmの上に土舗装を10cm施工した。
1.5年後
土舗装の破損は観られなかった。縁石の際は下に溜まっていた根っ子が出てきている。
雑草抑止帯の効果は充分観られる。
路床を20cm以上掘削して路盤を入れているため縁石の際は雑草が生える事は無かった。
現場土舗装の表面は破損が観られず飛散も無かった。